20日目

曇り空ではあるものの、雨は止んだ。むしろ歩きやすいかもという感じ。

朝5時50起床。早すぎるけど、みんなが起きたのでやむをえなかった。ボクはゆっくりしたかったので、みんなが朝食を終えた後も一人コーヒーをすすって、みんなの出発を見送り。みんなと一緒にお会計するのがいいかなと思って、お勘定だけは済ませた。しかし、これが悲劇の幕開けとなる。

なんと、いざ出掛けようとしたらびっくりしたように、お代をもらってないと言われる。これにはこっちがびっくりだよ。確認してもらったがやはり一人分足りないと。ええええええ。それでも気分が悪いから、もう2000円払います、って言ったけど勘違いかもしれないからいらないと断られました。が、明らかに疑ってる目でボクをみてたので、最低な出発になってしまった。お勘定した記憶はたしかにあるので、おばちゃんの勘違いだと思うんだけどな。出発しても気分がはれない。

どうしても気持ち悪いので、ええいと戻ってこっそり書き置きとともに2000円置いてきた。2000円ていったら1日の生活費に匹敵する金額なのでちょっとだけ懐が痛んだけど、まぁ、嘘つき扱いされるよりはいいかなと。でもこうしても、結局自分を痛み付けてそれに酔ってるだけなのかも。テンションは低い。

朝、43明石寺に。次の44は山の上なので今日は歩くだけ。大洲、内子あたりを歩いた。城下町の雰囲気が残っててなかなか良いとこでした。内子は特に素晴らしかった。

夜は納屋に畳を置いただけという簡素な善根宿で。昨日一緒した長谷川さんと2人でとまることになった。長谷川さんは20才の女性の方。一人で泊まるのは不安だったから一緒できて良かったとのこと。おぉ!俺信用されてる!!

納屋は寒かった。