11日目

あまりの寝心地の良さに、時間を忘れて眠る。起きたのが7時半。出発が9時!!安達の道の駅は本当にいいところなんだよ。

今日の空は夏っぽい。立体的な雲って札幌じゃあんまり見ないから、関東のこういう夏の風景がすごくいい感じ。「夏だぁ!」って叫びたくなるね。


今日は、ひたすら走る。福島からどこまで行こうか考えながら走ると、夕方には宇都宮まで来てしまった。



・・・このまま走って帰ってしまおうか。



そう思った瞬間から2度目の夜間走行に。宇都宮でごはんを食べて、8時ごろ再び出発。4号を実家にむけてひた走る。


しかし、単純にはことは進まず。小山手前で、なんと初のパンク。後輪の空気が一気に抜けた。何か刺さったな、と探してみると、釘がモロに刺さってたよorz
日も暮れているので、近くにあったパチンコ屋の明かりを頼りに大急ぎで修理する。前輪のパンク修理はやったことあるけど、後輪の修理は一人では初めて。ギア関係があるから、タイヤを取るとき下手にやると、取り返しのつかないことになってしまう。「一番重いギアに入れてから、タイヤをはずす」という定石を思い出す。


30分後無事修理完了。手で空気をいれたから少しだけ空気圧が低い。


しかし、事故はまだ続く。やっと入った埼玉県の栗橋町では、照明無し、人気なしの超恐ろしい高架下トンネルに遭遇。あまりの恐ろしさに、迂回。暗いのは嫌いです。


更に杉戸町では、警察に職質をうける。自転車窃盗を一瞬疑われるも、荷物に気づきすぐ開放される。


そんなこんなで午前3時すぎ越谷市に到着。

かやの@東武伊勢崎線新越谷駅


か・・・かえってきたよー!!!!!!!!!1


ということで、ゴールは午後3時半。旅はショートカットをしたもののこれにて、一旦終了。ちょっとあっけない感じもするけど、やっぱり家についたときは、感無量。
なんていうか、人間やればできるもんだな。ついこの前札幌にいた自分とかやのが、今、越谷の実家にいる。自分の体だけを動力としてここまで進めるっていうのは、本当、やってみると感動する。人間すげぇな。


ということで、この日記の自転車旅は終わり。
あとでまとめを書きます。