3日目

朝6時にいざ焼山寺に向けて出発。何回も転がりそうな坂を越え、8時過ぎに到達!めちゃくちゃテンションがあがりますた。
その後は長い坂をひたすら下る。登りより膝に負担がきて苦しい。
次の13番大日寺まで20数キロ、無理だからやめてどっかで泊まれ、という先人のおじさんに言われるもがむしゃらに進む長髪のキモヲタが一人。そして15時には大日寺に。まだ余裕とばかりに14番常楽寺、15番国分寺、16番観音寺まで。納経所で3日でここに来るのは早いと言われる。自覚はある笑。
そしてお宿は有名な善根宿、栄タクシーさんにお世話になる。若い兄ちゃん2人と絵描きのおじいさんの3人とご一緒。兄ちゃんは苫小牧の人だった。おじいさんは遍路に詳しい人で、有難いお話をたくさん聞かせて頂いた。
中でも「歩くことに夢中になっても仕方がない。寺を大事にしなさい。お寺でお参りしても、何の仏様をまつってあるのか知らないんじゃ建物を拝んでるのと一緒だよ。」という言葉にはボク自身も反省すべきこととして耳が痛かった。

こうやって人に触れて旅することでいろんなことを感じ、考え、反省するのがお遍路という修業なんだなと強く思った一日でした。合掌。